続々々・こんぴらさん。

お塩

2009年06月26日 19:00

ついに「こんぴらさんレポ」第4弾になってしまった。
「続」で第4弾とかになってしまったらどうしようとか言っていたのに。
まぁ、なってしまったものは仕方がない。
いましばらくお付き合い願いたいと思います。



さて前回で、奥社に行くか行かないかと決めかねた我が家。
本宮前で緊急家族会議を開くことにする。
しかし採決を取る前に結果は見えている。
嫁はんと娘は行かないのだ。
一家行動を共にすれば、ここでリタイアということになる。
折角ここまできたのに…。
今度はいつここに来れるか分からない。
そこで成立した案(?)は…。
嫁はんと娘は下山。俺だけが先に進むことにした。
…と言えば聞こえはいいが、要は

「登りたかったら勝手に登っといで。アタシらはもう降りるわ」

である。
ふむ~。

まぁ、自分のペースで歩けるので良しとしよう。
そう決まれば話は早い。
さっそく奥社とやらに向けて歩き始めることにする。



奥社までは20分ぐらいらしい。
楽勝である。



階段を登って登ってひたすら登る。

20分ぐらい歩いたところで、少し広い場所に到着した。
お。
ここが奥社か。
やはり楽勝ではないか。
…などと思っていたら…。
ここにも「奥社まで20分」などという看板が。
一体どういうことだ。
本宮から20分ではないのか。
この通りだと本宮~奥社まで40分ということになる。
なんだかショボい詐欺にあったような気がする。
「こんなウソついたら、バチ当たるで~」とか心の中で叫びかけたが、ここはバチを当てる側なので(?)それがバチに当たるとは一体どうなるのかは、気分的に疲れ切ったアタマの中では整理ができなかった。
あまりのショックで、その問題の看板を撮影し忘れた、という事実を分かっていただければ良しとする。

そんな最悪のタイミングに目についたのが…。



ミカン畑などでよく見かけそうな、小さいモノレールみたいな乗り物である。
おそらく奥社への通勤(?)用であろう。
そりゃこんなのに乗れれば、本宮から歩いて20分だろうが、40分だろうが関係あるまい。
スイ~♪で到着である。
ちくしょう…。
うらやましい…。

しかしこんなのに頼っていてもご利益はないであろう。
再び登り始める。



登って。



さらに登って。



やや。
遂に!なのか。
それともまた「奥社まで〇〇分」なのか…。



どうやら今度こそ本当の正真正銘の間違いなく奥社、つまりは終点である。
なにやら改装中みたいだったが、とりあえず本宮と同じくお賽銭と二礼二拍手一拝する。
そして改めて讃岐富士をパシャッ。
モブログもここからの眺めである。



せっかくここまで来たのに手ブラで帰るのはもったいない。
お守りが売っていたので、下で待つ嫁はんと娘の分も買って帰ることにする。
ここで、フト横を見てみると…。



なに?
本宮まで785段。これは知ってる。
で、本宮~奥社は583段で合計1368段だと。
まぁ、登ってしまったので、いいと言えばいいのだが。


何 故 こ ん な 大 事 な こ と を 最 初 に 言 わ な い の だ 。


確認せずに勢いで登った我が家も悪いかもしれないが、せめて本宮の「奥社はコチラ」の看板に「583段あるけと登れまっか~?」ぐらいの表示はあっても良いのではないのか。
あんまり文句を言うとそれこそバチが当たるかもなので、一息ついてから嫁はんと娘の待つ下界に降りることにする。
ちなみに境内は禁煙なので、「一息」はついても「一服」は出来ない。



今回で終わらせるつもりだったのだが。



…つづく。

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