続々・こんぴらさん。
こんぴらさんレポ第3弾である。
日帰りで、橋を渡って階段を登っただけなのに引っ張りすぎではないか…とも思わないでもないが。
それだけ無駄話が多いという事か。
ちゃっちゃと話を進めることにする。
めでたく境内に突入出来た我が家は、さらに進む。
お。
階段がない。
しばらくはのんびり歩きなさい、ということか。
お言葉に甘えてのんびり歩く。
あんまりのんびり歩きすぎて、再び階段を登るのがイヤになってくる。
しかしそういうワケにはいかないので、さらに階段を登る。
途中から「いま何段目」という表示がなくなった。
なのでどこらへんにいるのかサッパリわからない。
ひたすら登る。懲りずに登る。
やっと到着か。
…ちがう。
「旭社」と書いてある。
どうやら本宮はまだ先みたいである。
2枚も看板を立ててまで強調しなくても…。
がっくり肩を落としながら先に進むことにする。
また登る。またまた登る。
嫁はんと娘がグチっても登る。
はて?
我が家は一体何のために登っているのだ?
だんだんとワケが分からなくなってきたような気がする。
アレが目的地か?
いや、ぬかよろこびさせておいといて「御本宮はコチラ」みたいな看板があるに違いない。
もうどうでも良くなってきた。
なかば意地で登ってるようなモノだ。
だがしかし。
何だか今までと雰囲気が違う。
ひょっとして本物(?)なのか。
疑い深く確認してみる。
…ふむ。
どうやら本物みたいである。
御本宮の正面からの撮影は、ご遠慮下さい…みたいな事がかいてある。
間違いなく本宮なのだ。
一家そろって無事に785段登りきったのだ。
とにもかくにもお賽銭をして、二礼二拍手一拝する。
そしてしばしの休息。
讃岐富士も良く見える。
空を見上げると…。
雲が「火の鳥」ちっくに見えないこともない。
気のせいか。
娘にも笑顔が戻ってきた。
一家そろってホッと一息である。
しかしホッとしたのもコノ看板を見るまでである。
「奥社」?
まだ先があるのか。
嫁はんと娘は、これ以上進む気がまるでなさそうだ。
さてさて先に進むか、それとも諦めて下界に引き返すか…。
どうしよう。
…つづく。
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