ひとりでできたもん。

お塩

2010年02月17日 17:00

2月13日、初のソロ登山で加西市にある笠松山に登ってきた。
天気も良く暑いぐらいであった…というのは前回の話。



山頂には展望台があり、ここで昼メシを食らうことにする。



で、お待ちかねの昼メシは…。


ミニどん兵衛とおにぎり2つである。
このミニどん兵衛ってば、シェラカップにスタッキング染みたことができるのだ。
理想はソロクッカーと棒ラーメンなのだが…。
ソロクッカーを入手したら実現させることにする。

おそらく誰も山頂に来ないであろうと、展望台を我が物顔で占領してどん兵衛をすすっていると、背後から音もなくヒョロヒョロの、およそ登山には似つかわしくない恰好をした青年が近づいてきた。
そして無言で風景を撮影して、気配を消しながら去っていた。
ちょっと怖かった。



昼メシを食い終わり、今度はティータイムにする。
するとどうだ。
またぞろ登山者が上がってくるではないか。
これらの方々は、さっきのナゾの青年とは違いキチンと挨拶もし、姿恰好も山登りをしてますというスタイルである。
年配の男性一人、3人家族に4人家族。
お互いに誰が誰やら知らないハズなのに、「アレが何の山」や「アレが淡路島かも」とか和気あいあいと盛り上がった。



そして一人去り、また一人去り、最後にはまた一人になった。
ここでおもむろに三脚をセットする。
わざわざ三脚を持って上がってきたのだ。
ここの展望台は360度のパノラマなので是非とも三脚を使ってグルリと撮ってみたかった。
家族で登れば絶対「そんなんジャマや。やめときやめとき。」と嫁はんに言われるハズだ。
なので一人で来た今日がチャンスなのだ。

本格的なパノラマ写真は造れなかったので、とりあえず写真をつなげてみた。
お粗末さまです。


クリックで拡大。 さらに画像にカーソルを乗せると「+」マークが出るのでクリックすると原寸大。

山頂到着からここまで1時間と少し。
動かないと寒くなってきたので、そろそろ下山する事にする。



来た道を帰るルートも考えたが、吊り橋を通るルートもあるらしいので吊り橋好きの俺としては見過ごすことはできない。
吊り橋目指して来た道とは違うルートを進む。

途中すれ違った登山者に聞いてみたところ、この先に吊り橋があるのは間違いないようだ。
ペースを上げる。



橋を求めて歩く歩く。
しかし橋に出会うこともなく地上に降り立った。
一体ドコで道を間違えたのか。
近くに園内地図があったので見てみる。



最初歩いていた道は、この地図には載っていないが赤線あたりである。
ところが途中で白線の道に迷い込んだとみえる。
なんだか納得がいかない。
なので白破線の道を歩き、直接吊り橋を目指した。
とにもかくにも吊り橋を渡らないことには、このまま家に帰ってもマクラを高くして眠れない。

そんなこんなで無事吊り橋に到着。
本来なら向こうの岩場からやってきたのであろう。
まぁ、吊り橋にめぐり逢えたので気にしないことにする。



想像していたのより小さくかわいい。
距離は…20mぐらいだろうか?
とりあえず渡ってみる。



やや。
結構揺れるではないか。
そしてそのまま元の位置に帰る。
つまりは往復である。
なかなか楽しいのでもう一度渡ってみる。

今度は写真を撮ってみる。



18-200mmの広角側で撮ってみたのだが、橋の吊り手もフレーム内に収めようとしたら、反対側の吊り手にもたれかけるような体勢になる。
安全帯もしていないし…もそココから落ちたら…などと考えると…。
カメラが壊れてしまうではないか(違



結局吊り橋を3往復ほどして満足したので、戻ることにした。
次回は吊り橋側から攻めると良さげな感じがした。

園内を縦走(?)してクルマにたどり着いたのは16時10分。



約4時間の行程であった。
ここでフトともっちさんの記事にもあったGPSロガーなどがあれば、さらに面白くなるかも…などと思ってみたり。

さて次はドコの山に登ろうか…などと考えていたら、この度の登山話を聞いた嫁はんが「次は家族で笠松山」と言うので、ひょっとしたら近々また登るかも知れない。

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