東へ東へ。 目指すは我が家。

お塩

2009年09月28日 17:00

9月20、21日。
びんご運動公園ACのレポの続きである。

【前記事】
第一話 「西へ西へ。 目指すは尾道。
第二話 「上へ上へ。 目指すはキャンプ場。


二日目の朝。
昨日に引き続き晴天。



イーズでの寝心地もまずまず良さげで、目覚めもスッキリである。
以前、姫路のスポオソで入手したロゴス製の銀マット(600mm×1800mmぐらい)をインナーマット代わりに使用したが、それのお陰かも知れない。
これでこの銀マットも、ペンタ、イーズ、ソリステ20に続き、MPVのトランク常駐が決定した。
もちろん今も積んでいます。ええ積んでますとも。

さて皆さんが気になる(?)朝食のメニューだが、この日の朝メシは娘たちがほとんど作ってくれた。
寝起きで髪の毛もボサボサのままタマゴ焼き。



しかも上手に巻き巻きしている。



いつの間にこんな高等テクを覚えたというのだ。
ふむ。まったくもって素晴らしい!(親バカ)

で、娘たちが卵を焼いて盛りつけとかをしている間に、我ら夫婦は米を炊くことにする。
グルキャンとかでレクチャーを受けながら炊いたことはあるのだが、我が家単体で炊くのは初めてである。
なので米炊きは、娘の巻き巻きタマゴよりもはるかに高度なワザに思えるのだ。
「はじめチョロチョロ、中パッパ」といかにも簡単に作れそうな米炊きの呪文だが、これは「コメ炊くんなんかめっちゃヨユウや~ん」な人が唱えるのではないか。
ウチみたいな米炊き初心者にそんな適当な説明をされても困るのだ。
焦げ焦げになってしまったら、すべてがパーなのだ。
でもまぁ、炊く前からそんな心配をしていても仕方がないので、とりあえず炊いてみることにする。
もちろんチョロチョロしてパッパである。

するとどうだ。



上手い事炊けているではないか。
さすが俺。
さすが嫁。
さすが例の呪文。
もうこれで「コメ炊くんなんかめっちゃ余裕や~ん」な気分になってしまった。
さすがは単純な我らが夫婦。

この上手く炊けたゴハンを、これまためっちゃ得意げに娘たちに見せびらかす。
そのゴハンを、意に反して大してリアクションがなかった娘たちが調理する。



…といってもオニギリなのだが。



「チョロチョロパッパよりも私の高等テクを見てみぃ」と言わんばかりに、三角おにぎりを見せびらかされる。

…むむぅ…。






敗戦ムードたっぷりの朝メシを終え、サイト横の短い散歩コースを歩いてみる。
ここはサイトよりも少し高い所にあり、尾道市街(と思われる)と瀬戸内海(かも知れない)が一望できるのだ。



結局は、ただ単に高い所が好きなだけだが。
短い散歩コースを走破(?)し、管理棟周りをウロチョロしてみる。
レポを書く時に、施設説明をしなきゃならないという使命感からである。

まずは管理棟。
いきなり写真無しでダメダメである。
トイレも管理棟内にある。
風呂はないが、シャワーは24H営業で、男性用は1か所、女性用は2ヶ所。
5分100円なり。
さらに細かくどうでもいい事を説明するが、シャワーは残り時間のカウンター付きで、2分までは分表示。
で、残り1分を切ると59、58、57…とご丁寧にカウントダウンをしてくれる。
なんとも気の利いているような感じがしないでもない。

管理棟の外側には洗濯機と乾燥機がある。
こっちは利用していないので、有料か無料なのかさえわからない。
ちなみにその横の自販機は、通常価格である。
あこぎな「山価格」ではなかった。



その向かいには、ゴミ捨て場がある。
「燃える」と「燃えない」の2種類に分別すればいい。



さて任務も完了し、達成感に浸りながらそろそろ撤収準備にかかる。
予想以上に寒くなかったので、てんこ盛りに持って行った薪も半分以上残ったのだ。



たしか去年の恩原高原では、贅沢にも3束は使ったが。

さっさと乾燥撤収し、次の目的地を目指す。
前日キャンプ場に来る途中、尾道駅のあたりにロープウェイが見えたのだ。
千光寺公園という所に行けるらしい。
公園はさておき、子供たち(おっさん約1名含む)はロープウェイが目当てなのである。
朝イチから小さな子供と大きな子供で、乗りたい乗りたいと嫁はんにせがむ。
で、いざ近くまで行ってみると…。
乗り場付近は、人・人・人の大行列。
近くの駐車場も満車。
ほかに探せばあったのかも知れないが、あの大行列を見ただけで子供たちはげんなりしてしまった。
仕方がない。
他のターゲットを探すことにする。
尾道と言えば中華そば。
いわゆる尾道ラーメンである。
これならどうにかなるであろう。
…と軽く考えていたが、コレもあえなく撃沈。
どこのラーメン屋も物凄い行列であった。

もうすでに昼メシ時間を過ぎており、みんな結構な空腹なのだ。
もう何でもいい、とりあえず何か腹に詰め込みたい。
という妥協案になり、仕方なく通りすがりのファミレスに入った。
その某ファミレスの向いにあるラーメン屋さんも…。



これまた物凄い人だかりで、遠目に見ているだけでもお腹いっぱいな感じがした。
なぜカンカン照りの暑い所で並んだ挙句の果てに、これまた熱いラーメンを食べなければならないのだ。
…と負け惜しみを言ってみる。
空しくなるだけだが。

朝食に引き続き敗戦ムードに包まれた昼メシを食したお塩家+1名は、帰路に就く。
このまま山陽道で帰っても面白みがないので、これまた思いつきでしまなみ海道を走ることにする。
すなわち四国を目指すのだ。
タイトルでは「目指すは我が家。」になっているが、ちょっと寄り道して「番外編 南へ南へ。 目指すは四国。」にする。
対向車線では事故渋滞が発生していたが、こっち側は混むこともなくスイスイ進む。
珍しく嫁はんがカメラ…名機と名高いF31fd…で、橋を撮っていた。




途中、大浜PAで休憩。



ここで気になるモノを発見するのだ。



「ひょっこりひょうたん島まんじゅう」である。
俺的には非常に気になる一品、ちょっと買ってみたくなった。
しかし、大蔵省の認可がどうしても下りない。
地域限定を強調しても無駄だった。
泣く泣く諦めることにする。
ひょっこりひょうたん島まんじゅうを振り切るが如く、PAを後にする。

終点の今治で降り、しばらく下道を走り、今度は松山道に乗る。
徐々に交通量が増えてくる。
なんかいやな感じがする。
ガソリンも心細くなってきたので、高松道の豊浜SAで燃料補給&トイレ休憩する。
こういう嫌な予感は良く当たるのだ。
その後高松道は渋滞、そして瀬戸大橋も渋滞。
無駄に大回りして、無駄に渋滞にハマる。



まっすぐ山陽道を走って帰れば、こんな渋滞に巻き込まれずに済んだのだ。
瀬戸大橋の与島PAで最後の休憩を取る。

子供たちがメシを食している間に、夜の橋撮影を敢行する。


クリックで拡大。

ブログトップの元画像である。
昼と夕方のこの橋は撮っているので、是非とも夜も撮りたかったのだ。
これでしめしめとばかりに、一気に兵庫県を目指す。
ノンストップ、まさに超特急である。
家に帰る前に娘の友達を家に送る。
時間はすでに22時半。
相手の親に平謝りである。
しかし、親御さんもなぜやらご機嫌で、逆に恐縮されたのだ。
後日、その親御さんが「ウチの娘が物凄く楽しんだと言ってました。ありがとう。」とわざわざ菓子折まで我が家に持ってきていただいたのだ。
今度はこっちが物凄く恐縮である。

まぁ、いろいろバタバタした行程だった(ハズ)の今季唯一と思われる出撃。
普通に往復すればこんなに走らなかったかも知れない道のり。



さて次はいつ、どこに行けるのであろうか。




あなたにおススメの記事
関連記事