今回の出撃はSW直前に決まったので、バタバタしていていかにも弾丸っぽい雰囲気がタップリである。
にもかかわらず、メンバーは我が家3人に娘の友達一人が加わった。
しかも出発時刻もいつもの通り、早めに出たら何とかなるだろう…な感じで8時に家を出る。
ここらの計画性の無さは相変わらずである。
山陽道をひたすら西へ西へ向ってひた走る。
…のハズが。
道中２ヶ所で事故渋滞が発生、さっぱり進まない。
これでは「ひた走」れないではないか。
どうにかこうにか渋滞を抜けだし、再び気分よく尾道目指して走ろうとしたらば。
「福山東～尾道渋滞」との情報が。
まだ目的地に着いてもないのにイヤ気が差してきた。
なぜこれ以上「高速」道路を「低速」でチンタラ走らなければならないのだ。
目的地は近いので福山東ICで降りて下道を走ることにする。
やっとのことで尾道に上陸。（？）
ちょうどおヒルである。
キャンプ場のチェックインは15時。
キャンプ場曰く「フライングしても5分前」らしいので、尾道市内で昼メシを食ってから行くことにした。
びんご運動公園ACは、読んで字の如く
広島県立びんご運動公園の中にある。
野球場、陸上競技場、球技場、その他諸々の中にキャンプ場があるのだ。
キャンプ場入口には、ゲートがあるので早々にフライング出来なさそうだ。（写真なし）
仕方がないのでその横にある、冒険の森…といっても実際は森ではなく遊具なのだが…で遊んで時間つぶしすることにする。
子供達も機嫌よく遊んでいるようだ。
俺的に気になっていたのはジャイアントスロープという、要は人工芝滑りである。
去年、恩原高原に行った時に人工芝スキーが出来ると思っていたのに、すでに廃止されていて非常に残念な思いをしたのだ。
なので、余計に期待が高まる。
娘たちを
そそのかし誘いジャイアントスロープに行ってみる。
ソリは専用のモノを貸してくれる。もちろん無料である。
なんだかワクワクしてきた。
ジェットコースターなどはまるでダメなのだが、こういうのは全然イケる。
まずは子供たちが滑るのを撮影する。
お決まりの（？）流し撮り。（の練習）
ちなみにシャッター速度は1/20秒。
何回か撮ったのだが、一番マシなのがコレである。
やはり流し撮りは難しい。
目標は娘の運動会…のリレーとか…に向けてであるが、もう日がない。
26日の土曜日なのだ。
かなりヤバいような気がする。
当日は神頼みしてから撮ることにしようと思う。
話が逸れたが。
一番下から見るとこんな感じ。
なかなかのモノである。
向って右端に階段があるのでそこから上がってみる。
ず～っと登って行くとに看板がある。
初心者スタート地点と書いてある。
まぁ、見れば分かるので別に書く必要はなかったが。
で、振りかえって見てみると…。
結構な高さではないか。
良く見ると人工芝に薄れてはいるが50という数字が見える。
距離か高さが50mなのだろう。
これは初心者ではなく中級者レベルのような気がする。
いきなりここから滑りなさい、と言われてもなかなかキツいものがある。
まぁ、俺は一番上から滑ってみたいので、ここはパスする。
さらに登り、頂上に到着。
てっぺんは70mらしい。
ちなみに坂を見降ろすと…。
おお～。
絶景かな。
奥には野球場らしき施設がみえる。
チェーンで通せんぼしているのは、頂上の（下に向かって）左半分だけで右半分は無い。
おそらく左半分は麓の方でチビッコたちが戯れてらっしゃるので、それに突っ込まないように配慮されているのであろう。
説明は程々に。
いざ滑ってみる。（またもや写真はなし）
娘の滑るのをみていると物凄く簡単そうである。
てっぺんからだとスピードも出て迫力満点であろう。
…だがしかし。
滑り始めてすぐにソリは制御不能になりフラフラして、しまいにはバックで滑り落ちる。
そして再びフラフラして今度は前向きに。
麓に辿り着くのに一回転してしまったのだ。
要はスピンである。
エエ年したオッサンが張り切って滑った挙句、スピンまでしてしまい何だか物凄く恥ずかった。
リベンジも考えたが、もうすぐ15時。
チェックインの時間ではないか。
ソリが悪いのか、ただ単に俺の操縦技能が未熟なのかは定かではないが、イメージ通り滑れずに終わってしまった。
残念な気持ちが一杯のまま、やっとのことで念願のキャンプ場を目指すのであった。
…続く。
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