鹿。

お塩

2009年07月31日 15:00

モブログでも書いたが7月26日の日曜日に、奈良公園に行ってきた。
つまりは前記事の次の日のことである。

親戚ん家に泊まっている娘を迎えに行くべく、再び奈良を目指す。
ただそのまま親戚ん家に行くのはもったいないような気がしたので、奈良公園に寄り道する事にした。

午前10時半ぐらいに到着したのにもかかわらず、にぎやかな土産物屋などに近い駐車場はほぼ満車。
仕方なく公園の奥の方…と思われる…春日大社の駐車場に停める。

とりあえず春日大社にお参りをして、鹿を探し求める。



早速鹿発見。
目の前をウロつく鹿を見てちょっと感動する。
こんな間近で見れるとは。

もう少し歩いてみると、そこらかしこに鹿が。



さらに歩いてみると、広場みたいな所に出た。
今度は「そこらかしこ」以上に鹿が群れている。



人が近づいても、さほど気にしてないようだ。
人間様よりも、草などを食するのに一生懸命のような感じがする。



といっても離れもせず近づきもせず、ビミョーにそれなりの警戒はしているみたいだが。

ちょっとはカワイイかも…などと思った鹿だったのだが、必死のパッチで食されているそのお顔は、なんだかブタか猪みたいになっていて、かなり幻滅させられた…。



折角はるばる(?)兵庫県から来たのに、鹿にちっとも相手にされない。
なので鹿さん達の気を引く為に、最終兵器を導入することにする。
なんてことはない。
シカせんべいを買うのだ。
10枚ぐらいで150円。
これで鹿の気を引けるのなら安いモノだ。

で、シカせんべいを売ってるおばちゃんの方を見ていると…。



鹿に狙われているではないか。
おばちゃんは全く気付いてない様子である。
俺がハラハラドキドキしながらおばちゃんを見守っていると…。



おばちゃん…ていうかむしろシカせんべいが大ピンチである。
俺が買いにきたシカせんべいが…今日のおばちゃんは大赤字…。
ああ、もうダメだ…。
と半ば諦めかけていたのだが、鹿は賢いのか150円を持っていなかったのか(違)せんべいに喰らいつくことなく、その場を後にした。

そして救われた俺は、救われたおばちゃんの、これまた救われたシカせんべいをめでたくゲットする事が出来た。
これで鹿の心を鷲掴みに出来るハズである。

シカせんべいを持ってウロつく。
するとシカがフラフラとやって来る。
お。
早速やってきた。しめしめである。
はじめはシカも若干警戒気味にしているが、やはりシカせんべいの誘惑には勝てないらしく、せんべいを食べにくる。



一匹…また一匹…。
段々数が増えてくる。

気がつけば4、5匹の鹿に囲まれて追い回されていたのであった。


※↑はモブログで使用の写真。

このシチュエーションならば、小さい子供なら怖がって泣きじゃくってしまうかも知れない。

恐るべし鹿。恐るべし奈良公園。
そう思い知らされながら奈良公園を後にし、娘を迎えにいくのであった。




【奈良シリーズ(?)完】


あなたにおススメの記事
関連記事