続・一人で山ラー目指して。 ~明神山~

お塩

2010年05月19日 17:00

5月9日に嫁娘を置いて、一人で明神山に登ってきた。
ムシムシしてきた…というのが前回のあらすじ(?)





今までよりさらに登りが急になってきた。
坂というより階段状である。
ヒーコラ言いながら杉林を登り続ける。
カメラを一旦ザックに収納し、娘から借りてきたポールを使う。



ここからはしばらく写真はない。
そんな余裕などはない。
この時の俺の原動力は、頂でラーメンを食べるということだけなのだ。

ラーメンが全て。小池さんを超越していたかも知れない。

杉林を抜けて、少し楽な道になった。
いままで歩いてきたBコースはここでAコースと合流して山頂に向かう。
ここで再びカメラを取り出す。

A-7のポイントらしい。


ここではauケータイは通じない模様。…ドコモもビミョーだったが。

しばらくしてA-8ポイントに到着。
ここだけ少し見晴らしが良い。



3キャリアとも使用可能らしい。
たしかにココはメールは送受信出来た。

さらに進むと「山頂まで12分」の看板が見えた。


写真では見にくいが。

12分とはこれまたビミョーな感じがしないでもなかったが、とにもかくにももうすぐではないか。
スデにバテバテの体に鞭を打って進むことにする。

またしても登りが急になってきた。
あと少し…といっても振り絞る体力も尽きてきた。



それでもラーメンを目指して頑張る。
なんとかA-9のポイントに到着。
この次のポイントが山頂であろう。



む。
もう一枚、何か看板がある。



気合い坂だと?
しかも「あと10分!かんばれ!」とある。
なんて他人事なのだ。

さっきの12分の看板からここまで5分はかかっているのに、あと10分とは。
てことは、あと10分といってもそれ以上かかる気がする。
何といってもバテバテなのだ。
しかし、とりあえずこの坂を登りきれないことにはラーメンにありつけないので、底を尽きかけてる気合いを総動員して進むことにする。
ゴツゴツした岩場ちっくな所を登る。

九合目に到着。



「あとわずか、がんばれ!」とある。
ここでも他人事のような応援である。
それを横目にさらに登る。
しかしここで下から猛烈な勢いで登ってきた割と年配と思われるスキンヘッドの方に、クマ除けのスズをチリンチリンいわせながらブッち切られる。



なんて健脚なのだ。
いや、俺がヘボいのか。
だんだんチリンチリンが小さくなっていく。
くそう。

へこたれそうになりながら、さらに進む。
そしてそして、遂に頂上に到着した。



「本当によく頑張りましたね」と山頂に来てまで他人事のような上から目線で出迎えられた…。




次回、遂に山ラー。
…続く。

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