電車の気分を味わいに行こう。
11月8日の日曜日。
天気もそれなりに良かったので、
スリングショットの試運転も兼ね憧れの「旧福知山線廃線ウォーク」にブラブラと行ってきた。
最初の予定では、この日は嫁はんと娘が買い物に行き、俺だけがブラブラ単独行動するハズだった。
しかし俺が「一人で廃線ウォークに行っちゃうかも」と言ったところ、嫁はんと娘も行きたいと言い出し、結局家族三人でブラつくことになった。
武田尾駅前の「
さくらや」さんにクルマを停め、廃線跡を歩く。
目指すはゴール(だと思う)の生瀬(なまぜ)駅である。
早速ひとつめのトンネルに突入。
ガタンゴトン。
中はそれなりに暗い。
懐中電灯を照らし、さらにガタンゴトン進む。
出口が近づいてきた。
おそらく「狭いよ暗いよ怖いよ~」の人はこのトンネルの入口で立ち往生するのであろう。
目をつぶって行けばいいのでは、と思ったが目をつぶっても真っ暗ではないか。
一体どうしたら彼らはここを通ることが出来るというのだ。
可哀想に…と思うが、そんな方はまずここにくる事すらしないハズだ。
そうに違いない。
そんな事を考えながら電車の気分になる事を忘れ、トンネルを通過していた。
一つ目のトンネルを超えた所で、嫁はんと娘がしんどいと言い出す。
何?
まだ歩き始めたばかりではないか。
最近アウトドアな事をしていないので、体が鈍りすぎているのだろうか。
嫁はんと娘はクルマに引き返す。
仕方なしにここから別行動である。
こんぴらさんの時もそうだったような気がする。
ていうか、そうなのだ。
まぁ、最初は単独で来る予定だったので、写真を撮りながら自分のペースでのんびり歩けるので言う事ナシである。
これまたこんぴらさんの時と同じく、彼女たちもアイスでも食べて、俺の帰りをのんびり待っているかも知れない。
すべては丸く収まった。
カメラを担ぎ、再び歩き始める。
ちなみに薄暗いトンネルの入口をISOを最高(12800)にして撮ってみたら…。
なんとも味気のないモノになってしまった。
しかもノイズまみれである。
まだまだ紅葉全開ではないが、ボチボチ色づいているので、紅葉なども撮影してみる。
ふむ。
難しい。
サクラも難しかったが、紅葉はそれ以上に難易度が高い。
目で見てキレイと思っても、撮影したモノを見てみるとなんだかそんなに良く見えないのだ。
まぁ、センス云々と言われればそうなのだが。
とにもかくにも無いセンスと少ないミソをフル回転させながら、試行錯誤しつつ紅葉と格闘していると嫁はんから電話が…。
…続く。
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