半熟。 ~外伝(?)~
仕事が終わり、慌てて家に帰ると…タマゴは無事だった。
さすがは娘、食い物の恨みの恐ろしさを知っているとみえる。
おりこうさんにしていたので、味玉(3つ目)を半分こして食することにした。
で、肝心要の晩メシは、というと…。
煮豚でもラーメンでもなかった。
冷しゃぶだったのだ。
漬けダレは全く関係ないではないか。
嫁はんを厳しく問いただしてみると、とりあえず豚のブロック肉を買ってきたのだが、そこで力尽きたらしい。
豚肉を買いに行くのが力尽きるほど体力を使うのか…とさらに問いただそうかとも思ったが、なんだかバカらしくなってきたような気がしたのでやめる事にした。
晩メシを食った後に煮豚作製に取り掛かる。
ブロック肉をカットして。
フライパンで焼き焼き。
同時に漬けダレを加熱していたので、焼けてきた豚肉を投入する。
ここで嫁はんが「原液に放り込んでは、味が濃くなるのでは…」と言い出した。
しかし
りーコパパさんの記事では、水の「み」の字も書いてなかった。
ここは先駆者の方法を試すのが一番だろう。
変にアレンジしてしまって味が変わろうモノなら取り返しがつかなくなる。
漬けダレ原液案を可決させる。
すると嫁はんが今度は「落とし蓋するのがいいかも」という。
なるほど。
煮物には落とし蓋か。
ふむふむ。
さっそくアルミホイルで落とし蓋ちっくにしてみる。
そして弱火で40分煮込んだら…。
めでたく完成である。
物凄く美味そうな感じがする。
物凄く料理が上手になったような気がする。
しかし実際は漬けダレで煮込んでいるだけので、腕前などは関係がないのだ。
事実、煮込み中鍋には目もくれずテレビを見たりケータイをさわっていたりしてたのだから。
とにもかくにも出来たてを試食してみる。
む。
ちょっと薄味のような気もするが、なかなか美味い。
一晩寝かしたら更に美味くなる予感がする。
昨日に続き、明日が楽しみである。
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