動機。

お塩

2009年05月18日 19:00

前々から造ってみたかったフランスパンを、めでたく作れたワケだが。
なぜこのタイミングなのかというと、念願の麦芽糖を発見できたからである。
フランスパン作りに必要なのは、中力粉と麦芽糖なのだ。
中力粉は近所のスーパーで捕獲したものの、肝心要の麦芽糖が見つからない。
入手方法をいろいろ調べてみても「ビール工場から入手」など、あんまり参考にならないものばかりである。
水飴でもいいらしいのだが、フランスパン一個に使うのは数グラム。
一瓶買ったら一生作れるぐらいの量である。
そんなに大量の水飴はいらない。

まったくもって困り果てていた。
困り果てすぎて忘れかけていた今日この頃、嫁はんの買い物に付き合って行った店にモノが置いてあったのだ。
その店は…。
プロフーズ



いかにも強そうな名前ではないか。
ちなみに場所は第二神明、玉津ICの近く。



我が家からそう大して遠くない。
「そう大して遠くない」
近いともたいして近くないとも取れるこの言い方。
自分で書いていてもの凄く絶妙かもである。



店名の下には「SPECIALITY SHOP FOR COOKING EXPERT」と書いてある。
別にクッキングエキスパートではない我が家が入店しても良いのだろうか。
ボケ〜っとした顔で入るとすぐさま追い出されるかも知れない。
クッキングエキスパートらしく、キリっとした顔をして入らなければならないのか。
しかし、そもそもクッキングエキスパートの顔つきなど分からないのである。
とりあえずフツーの顔つきで入店することにした。



幸い追い出されることはなかった。
心配して損をした。
これで安心して店内をウロつける。
嫁はんと娘が目的のモノを探している間に、別行動でウロチョロしてみる。
ふむ。
さすがはクッキングエキスパート向けのスペシャリティショップ。
フツーのスーパーに置いてあるようなモノから、なかなかお目にかかれないモノまで取り扱っている。
塩などは、こんなにあってどうする…というぐらいの種類があった。
店内をじっくり吟味するだけで半日は潰せるかも知れない。
もの凄くヒマでしょうがない時に、一人でやってこようか…と思ってみる。

そう考えながらパン材料のコーナーを吟味していると…。
お。
これは!
めでたく麦芽糖とのご対面である。
これで念願のフランスパンが作れるのだ。



裏側には説明書きがある。



どうでもいい事だが、説明の上から3行目の始め、「ペストリー」の「り」が平仮名になっている。
すまわち「ペストりー」だ。
どうしてこういうモノは素早く見つけれるのか、自分でもナゾである。
目についてしまうので仕方がない。

まぁ、こういうワケでフランスパンを作るに至ったわけだが、「リベンジはビミョー」といいつつもまだまだ大量に残っているモルトパウダーを使わなきゃならないので、暫くは「パン作り」と言えばフランスパンになるかもである。

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